Buon Anno 2023!(ボナンノ)
新年明けましておめでとうございます!
Auguri!(アウグーリ)
本年もどうぞよろしくお願いします!
本当はイタリア語はできない、ソムリエもっちーこと望月です。
ちなみに、1月1日を世界で最初に「新年」と決めたのはイタリアだそうですよ。
1月も終わりに近づき、さすがに普段の生活が戻ってきましたが、先日我が家では正月気分再来ということで、ちょっと贅沢にもこんなものを用意してみました!
それは!
・・・?
そう!!冬の味覚の王様「カニ」です!
正月明けでお買い得になったカニを一杯まるまる贅沢にカニ鍋にして、弊社のワインと合わせてみました。
合わせた白ワインは、イタリアのヴェネト州の生産者、オルネッラ・モロンの「オンブレ・ディ・ピエトラ ピノ・グリージョ 2020」です。
メロンやリンゴなどのフルーティーかつフレッシュな酸味が心地よく、値段も2,000円前後と手頃なので、自宅でも気軽に楽しめるコスパ最強の白ワインです!
ではさっそくいただきます。
まずはシンプルに何もつけず「カニ」のみで。
ん・・・?
淡白でやわらかな食感、繊細な旨味や甘みが凝縮されたカニとワイン、素材単体としてはどちらも美味ですが、ちょっとマリアージュはしませんでした。
お次はカニ酢やポン酢につけて、ワインと合わせると。。
これは絶妙にマッチ!!
他にもポン酢につけたエビや牡蠣と合わせると、やはりこちらにもよく合う!
とにかくポン酢とワインの相性が良いということが分かりました。
ポン酢の酸味が、食材の甘みをぐんと拡げてくれる印象のマリアージュです。
やはりワインには「酸」が大事なんですね!
そして今月はもう1本、ご紹介したいワインが。
それは柑橘系の溌剌とした香りと果実味にほのかな苦味が特徴の白ワイン、デリボリの「クストーザ2020」です!
このワイナリーの近くにはイタリア最大の湖ガルダ湖があり、淡水魚(川魚)を使った料理と合うといわれているのですが。。
なかなか近所のスーパーで淡水魚(川魚)は手に入りませんので、似たような魚で「スズキ」を選んでみました。
作った料理がこちら!
「スズキのポワレ・ヴァンブランソース」です。
ヴァンブランソースとは、フランス料理の魚料理では定番の白ワインを使ったソースのことです。スズキのふっくらとした身とやわらかい淡白な味わいとソースが、軽快で爽やかな白ワインにとても合いました!
今年もどんな料理とワインを合わせてみようかな?と考える、レアーレカンティーナのソムリエ兼シェフのもっちーでした。
それではまた次回、お会いしましょう〜!