イタリアワインの作り手紹介
8世代続くボンファンテ家
バルベーラの頂点「ニッツァDOCG」も取得
マルコ・ボンファンテは、ミカエラとマルコの兄弟によって2000年に設立され、ピエモンテ州のニッツァ・モンフェッラート(AT)で8世代にわたりワインを生産しています。
2014年にはバルベーラ・ダスティの生産地域を代表する「ニッツァDOCG」も取得しました。
兄のマルコは、ワインメーカーとしてアルバワイン醸造学校を卒業後、醸造学者のジャンルカ・スカリオーネや、農学者ダニエレ・エバーレ、ビオワイン認定研究所の支援を受けながら、生産や経営に取り組んでいます。
また、妹のミカエラは出荷や管理業務を行います。
マルコ・ボンファンテはイタリア国内のみならず、海外でも高い評価を得ており、高品質なブランディングのイメージを維持しています。
生産量の半分は、ニッツァ・モンフェッラートで醸造され、残り半分は生産規則に従って限られたエリア内で醸造されています。
また、高品質なワイン造りにおいて環境への配慮や畑の手入れは欠かせません。たとえばブドウ1本あたりの収穫量を減らしたり、収穫前と収穫中の選別を基本とすることは環境負荷の少ないプロセスへと繋がります。
生産者情報
マルコ・ボンファンテMarco Bonfante
左)Marco Bonfante
右)Micaela Bonfante
ピエモンテ州
ネッビオーロ、バルベーラなどの単一品種で造られるワインが多く、バローロをはじめ偉大なワインの生産地です。ワインの生産はアルバ地区とアスティ地区が中心で、トスカーナと共にイタリアワインの近代化を牽引してきた銘醸地です。