すっかり夏になってしまった昨今ですが皆様いかがお過ごしですか?
ソムリエもっちーです。
夏の試飲会を開催しました!
6月2日(月)にカレッタ汐留のレアーレカンティーナ・ワインショップでレアーレカンティーナの夏の試飲会を開催しました。
試飲会は2部構成になっており、昼間はお取引先の料飲店や酒販店のお客様、夜はレアーレワインショップの一般のお客様対象の試飲会になっていました。
今回はワインのサプライヤーであるイタリア・ヴェネト州のデリボリ&ヴィラベッラ社からワイン輸出責任者であるダミアーノ氏を招いての試飲会で、デリボリ&ヴィラベッラ社のワインを中心に40種類以上のアイテムを用意しました。
参加された方々はダミアーノ氏から直接ワイナリーの畑や醸造、それぞれのワインの特徴、料理とのマリアージュ、さらにイタリアの最新情報などを直接聞くことができて大変有意義なひとときだったようです。(アンケートより)
ワインコンプレックスYOKOHAMA 2025に出展!
6月4日(水)には、ワインコンプレックス主催の試飲会に出展し、試飲の対応をいたしました。
会場はみなとみらいのヨコハマ グランドインターコンチネンタル ホテルです。
自分としてはこの試飲会は初めての出展でわからないことも多かったのですが、主催事務局の方々のおかげでトラブルもなくスムーズに対応することができました。
今回はヴェネト州のオルネッラ・モロンの5アイテムとシチリア州のオット・ヴェンティの8アイテム、その他2アイテムの都合15アイテムを出展しました。
当日は約400人の試飲参加の申し込みがあり、飲食店、酒販店、酒類問屋などワインを取り扱う様々な業態の方々が来館されました。当店ブースにもたくさんのお客様においでいただき試飲してもらいました。
色々と参考になる意見もいただきましたが、中でも一番好評だったのはヴェネト州のオルネッラ・モロンのラボーソです。
ラボーソ / オルネッラモロン
ラボーソは主にフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州やヴェネト州で栽培されていてイタリアではかなり古い葡萄品種の一つと言われています。
タンニンと酸が豊富で長期熟成にも適していて良い葡萄なのですが栽培、醸造が難しく良いワインを造るのは大変なようです。
このワインもタンニンや酸がかなり強く、2016年ですがまだまだこれから熟成していくことがわかります。
そのあたりがワインの専門家の方々が多いこの試飲会で好評だった理由だと思いました。
さて、最後に私事ですが、先日鹿児島からお客様(娘の旦那の弟)がいらしたので、我が家で会食をしました。
その際自宅にあったシャトーダルマイヤック(フランス・ボルドーメドック5級)の2013年を開けたのですが強くトーストされた樽香、しっかりとした酸、強い果実味に厚めのボディなど、まだまだワインが若々しくてとても10年以上たっているとは思えませんでした。
きっとこの先10年以上は熟成していくと思いました。
さすがムートンロートシルトを有するバロン・フィリップ・ロートシルトです。
1989年まではシャトームートン・バロン・フィリップという名前だったのですが横浜のホテル在籍時に取り扱っていて、かなりの数量を売ったので思い入れも強いワインです。
赤ワインは10年経たないと赤ワインとは言えない、ムートンは20年経たないとムートンとは言えないという言葉(バロン・フィリップ・ロートシルト氏談)を思いだしました。
それではまた!
今回ご紹介したワイン「ラボーソ 2016」はこちら
生産者「オルネッラ・モロン」の詳しいご紹介はこちら