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Custoza DOC
- 産地
- ヴェネト州
- 生産者
- ヴィラベッラ
- 品種
- ガルガネーガ、トレビアーノ・ディ・トスカーノ、シャルドネ、トレビアネーロ、ピノビアンコ
- アルコール
- 12.0%
- 容量
- 750ml
- 香り
- リンゴ、パイナップル、グレープフルーツ、レモン、白い花
- ペアリング
- カプレーゼ、ハムなどを使った前菜類、白身の淡水魚、ジャガイモのスープ
ヴェローナ地方を代表する ソアヴェと並ぶ辛口白ワイン
ヴェローナ地方でソアヴェと並ぶ銘柄、クストーザ。
ガルダ湖の南側の丘陵地のブドウ畑から、ガルガネーガ、トレビアーノ・ディ・トスカーノなどの数種の白ブドウをブレンドして造られます。温度管理されたステンレスタンクで醸造し、瓶内熟成後リリースされます。
淡いレモンイエローの色調で、飲み口はドライでフレッシュ、リンゴやパイナップル、グレープフルーツのようなさわやかな果実味に白い花を思わせるような香りとフルーティーな余韻が続きます。食前酒、魚介や野菜の料理に合い、和食にも合わせやすい味わいです。
イタリアワインの魅力をお伝えする「読むワイン」
Vol.81 溌剌としてフレッシュ&フローラル お花見ワインに選びたいクストーザ
「レアーレカンティーナ」では、イタリア各州の造り手を訪ね、味わい、厳選したワインだけをラインアップしています。今回は、ヴェネト州の「ヴィラベッラ」が手がける「クストーザ 2021」をご紹介します。
東京では、桜の開花予想日を今週に控え、いよいよお花見シーズン到来です。気温が上がったり下がったりと気まぐれな天気の続いた3月ですが、そろそろ春らんまんの陽気の中で、思い切り行楽を楽しみたいですね。
そんなときに出番となりそうなのが、こちらの「クストーザ」。スクリューキャップでお手軽、フレッシュでいきいきとした味わいが春にぴったりの1本です。
「クストーザ」は、ガルダ湖の東側に広がるDOC(統制原産地呼称)の名称で、ガルガネーガ、トレビアーノ・ディ・トスカーノなど9種類ものブドウ品種の使用が認められています。ガルダ湖周辺は温暖な気候で、湖からの暖かい風と、北側の山からの冷たい風により、昼夜の寒暖差が生まれます。そのため、ブドウはアロマに富んだ豊かな味わいとなるのが特徴です。
ソムリエが選ぶコスパ最強ワイン
クストーザの詳しい解説はこちら
イタリア北部、ミラノとヴェネチアの間に位置するヴェネト州ヴェローナ県。
シェイクスピアの作品「ロミオとジュリエット」の舞台であり、美しい街並みを見ようと世界中から多くの観光客が訪れています。ヴェネト州は生産量が州別でトップになるほどワインの生産が盛んです。毎年4月に行われる世界最大級のワイン展「ヴィニタリー」の開催地であることから、「イタリアワインの首都」と呼ばれています。
そんなヴェネト州ヴェローナ県にある2軒のワイナリー「Delibori(デリボリ)」と「Villabella(ヴィラベッラ)」についてご紹介します。
このワインの造り手

ヴィラベッラ
VILLABELLA
5つ星ホテルのヴィラを備えて文化を発信
有機ブドウがつくり出す伝統と革新のワイン
ヴェネト州西部のヴェローナ県に位置し、ガルダ湖を見下ろす国内有数のワイン産地、バルドリーノ地区中心部の丘の上にあります。
広さ220haの有機認定を受けた農園でさまざまなワインを作る多才なワイナリーです。
生産地について

ヴェネト州
上級ワインの生産量はイタリア最大を誇ります。ロミオとジュリエットの街ヴェローナではソアヴェ、ヴァルポリチェッラなど、州の東側ではプロセッコやカベルネ、シャルドネなど、ガルダ湖南岸ではバルドリーノなど、多彩なワインの産地です。