「レアーレカンティーナ」では、イタリア各州の造り手を訪ね、味わい、厳選したワインだけをラインアップしています。今回は、ヴェネト州「デリボリ」の「メルロー トレベネジー 2021」をご紹介します。 ヴェネト州のヴェローナ県にある「デリボリ」のワイナリー。「ロミオとジュリエット」の舞台でもあり、国際ワイン見本市「ヴィーニタリー」が開催されるヴェローナで、伝統的なワイン造りを手がけてきた生産者です。
日本でもファンの多い「ソアヴェ」や「ヴァルポリチェッラ」をはじめ、「ルガーナ」、「クストーザ」、「バルドリーノ」など、土着品種を用いたDOC・DOCGワインを中心に発信しながら、古くからの銘醸地を守ってきました。

さて、改めての話になりますが、イタリアワイン法では、ワインの格付けに3段階があり、「保護原産地呼称ワイン」(DOC・DOCGを合わせたDOP)、「保護地理表示ワイン」(IGPまたはIGT)、その他のワイン「Vino」に分けられています。
今回の「トレベネジー」は、ヴェネト州のIGPのひとつ。IGPは、DOCやDOCGに比べ、収穫エリアやブドウ品種、ワインのタイプ(白、赤、泡ほか)などの規制が緩やかなので、ルールに縛られずに、ワインの味わいを追求できるのが利点といえます。
レアーレカンティーナで現在扱っている、デリボリの「トレベネジー」はシャルドネ、カベルネ・ソービニヨン、そしてメルローで、国際品種のイタリアならではの味わいが楽しめるラインナップです。

メルローは、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノに次いで、イタリア国内の黒ブドウ栽培面積の第3位。イタリアでも人気の高い品種です。こちらのワインは、ステンレスタンクで発酵させた、いきいきとフルーティーな味わいが魅力です。
口に含むと、アタックはやわらかで軽やか。みずみずしい果実味、豊かな酸、タンニンとほろ苦さがバランスよく調和したワインです。アルコールは12.5%と赤ワインにしてはやや軽め。

お花見シーズンが始まり、行楽の予定のある皆様にも、ぜひおすすめしたい1本。スクリューキャップで持ち運びやすく、和洋中などバラエティ豊かに揃う持ち寄りの料理にも幅広く対応できるので、喜ばれること請け合いです。