「レアーレカンティーナ」では、イタリア各州の造り手を訪ね、味わい、厳選したワインだけをラインアップしています。今回は、シチリア州の「オットヴェンティ」が手がける「プント・オット 2022」をご紹介します。
新入荷のワイン「プント・オット 2022」は、シチリアのワイナリー「オットヴェンティ」が名刺代わりに手がける1本です。シチリア島の西端、海抜80~280mに位置し、イタリア語で「八方から吹く風」を意味するワイナリー名は、四方八方から風が吹き込む土地にちなんだもの。栽培するブドウはシチリアの土着品種が中心で、石灰岩と粘土質の土壌が、肉付きの良いワインを造り出します。
ワインの色調は明るい黄金色で、柑橘とトロピカルフルーツが入り混じった爽やかな香りが漂います。口に含むと、果実の甘味がボリュームいっぱいに広がり、溌剌とした酸味が口中でしばらく続き、余韻は長く、旨味を伴った後味へ。香りも味わいも心地よく、食欲をそそるワインです。
ワインの味わいにあるレモンのニュアンスが、ホタテの甘味をぐんと引き立て、ホタテにキュッとレモンを絞ったようなマリアージュになりました。塩味がトマトの旨味を倍増し、ホタテの甘味、ワインのいきいきとした酸味と重なり合います。
さて、連休が終わり、日常モードへ。地中海最大の島・シチリアから届いた溌剌とした味わいのワインで、慌ただしい毎日にリフレッシュのひとときを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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